こんにちは、元気な男児を育てているtoramonです。
育児中の方なら一度は聞いたことがあるであろう名前、てぃ先生。
先日、このてぃ先生を大好きになったきっかけがありました。
今回は私の自己紹介的な内容です。
いつだったか、初めてどこかでてぃ先生を見たとき
てぃ先生で~す
若い
話し方チャラい
好きじゃないかも
保育士の免許持ってることを売りにして、
目立ちたいだけの若者なんだろうな。
男性ってだけで珍しいし。
そもそも「てぃ」ってなんやねん!
完全に人を見た目だけで判断するというやっちゃいけないやつ。。。
しかし、そう思ってしまったのだから仕方ない。
これがわたしのてぃ先生に対する第一印象でした。
てぃ先生で~す
普段Eテレ以外はあまりTVを見ない私がたまたまつけたバラエティ番組のゲストにてぃ先生が。
ちょっと人気のユーチューバー程度だと思ってたけどかなり認知度高い?
いやいや、最近はその程度のユーチューバーでもTV出るの簡単なんでしょ。
そうは思いながら、
子育てに関していい加減な発言しようものなら世のママさんにぶったたかれるはずだからな。
これだけよく名前を聞くのは、いい加減な若者保育士ってわけではないのかも?
心は否定していますが、
頭の中ではもう完全に気になる存在に。
よろしくお願いしま~す
いつも通りEテレ見てたら、今度てぃ先生MCの番組があるとのこと。
もちろんテーマは子育て系。
我らがEテレに選ばれるとは、やはり、もしかして…?
いやしかし、あの の〇み もイラストレーターとして使っちゃってるEテレさん。
今回も人選ミスでは?
一緒にMCするのは野々村さんだ!
この方、世の奥様方の気持ちを代弁して相手をばっさり(褒めてる)
だった気がする(なんかで見た)
ぜひこのてぃ先生もばっさりいってくれ!!!
てぃ先生が気になってる自分の気持ちを認めたくなくて、
アンチのような願いすらしていました。
わけあって車内待機してた時間にちょうど番組が始まったので、見てみることに。
育児に奮闘するパパに焦点を当てており、
ほかのご家庭の様子が見られて参考になるし、
この番組自体はすごく面白そうという印象。
この日取り上げられていたのは姉弟の2人とお父さんの様子。
テーマは兄弟げんか(だったと思う)
案の定、けんかが始まる。
弟(1歳くらい?)が姉(4歳くらい?)にブロックを投げる
お父さん、弟を止める。
姉、投げ返す。
お父さん、姉に注意する。
姉、ふてくされて泣く。
お父さん、追いかけて行って話しかけるも、
姉、機嫌なおらず。
VTR見始めて数分は
てぃ先生ほとんどしゃべらない。
もっと知識をペラペラひけらかすかと思っていたので意外。
ここでお父さんがスタジオのてぃ先生にアドバイスを求める。
この後、てぃ先生の大ファンになる出来事があったんです。
お姉ちゃんとしては、先に投げてきた弟くんにもちゃんと注意してほしかったんだと思います
てぃ先生は、布団に突っ伏しているお姉ちゃんの気持ちを、
表情も変えず淡々とこう説明したのです。
てぃ先生はスタジオからおうちの様子を中継を見てて、
やっと自分に話が振られたタイミング。
そこら辺のタレントなら大げさにリアクションするだろうなというこのタイミングで、
本当に落ち着いた様子で、姉の気持ちに寄り添ったコメントをしたんです。
何を隠そう私は長女!
年の離れた妹と何度けんかし、何度私ばかりが親に怒られてきたか。
VTRの幼いお姉ちゃんに完全に自分を重ねて観ていました。
そのかつての私に、てぃ先生が寄り添ってくれているようにも感じました。
もうこの時点でてぃ先生大好きです。
いや、ほんとはもっと前から気になる存在だったのかもしれないけど…
で、この状況どうするの?
付箋に、お姉ちゃんのいいところを書き出してみてください
てぃ先生のアドバイスを受けて、
じゃ、お姉ちゃんの良いところを書くね!
とお父さんがお姉ちゃんに言うと、
「良いところなんてないよ、弟にやさしくできないから。
私のいいところなんて、ありません。」
お姉ちゃんが、こう言うの。
もう涙出て止まらなかった。
自分だけが怒られている状況に、
なんだか自分がすごくダメな人間だと否定されているように感じるの、
めちゃくちゃわかる。
それも大好きな親に、納得できない理由で。
今まで気持ちをうまく言語化できてなかったけど、
これを「自信を失っている」というのか。
そんなことないよ、良いところたくさんあるよ、
と言いながら、お父さんは1つずつ、良いところを書き出しました。
その効果のほどはというと、
続きのVTRですぐに明らかに。
付箋をボードにたくさん貼って、嬉しそうに眺めているお姉ちゃんの姿が。
「自信」を取り戻したんだろうなあ。
その姿を見て、なんだかかつての私のもやもやも成仏👐
VTR終わってスタジオへ。
野々村さんがてぃ先生に言うんです。
「あなた、天才ちゃう?」
そう思います、あなた天才です。